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DVが原因で離婚した元夫が、離婚の原因は自分の浮気癖だと娘に吹き込んでいる。名誉棄損か何かで賠償を取れないだろうか。

うきは市に住む45歳の女性会社員です。11年前に離婚し、うきは市の実家に戻ってきました。今年で16歳になる高校生の娘、70代の母(農業をしています)と、実家で3人暮らしをしています。

離婚した理由は、元夫のDVでした。普段は温厚な人なのですが、お酒を飲むと人格が変わって、私など周囲の人間に手あたり次第暴力を振る癖がありました。長い間我慢したのですが、とうとう幼稚園児だった娘にも暴力を振るわれそうになったのをきっかけに、離婚したのです。

少ない額ですが、養育費は定期的にきちんと振り込まれてあり、人の目のある所での面会も滞りなく済んでいました。お酒が入らなければ常識のある元夫でしたので、長い間うまくやってこられたと思います。

ですが娘が高校生になり、部活の試合などで遠方へ行くことが多くなると、元夫はそのすきを狙って、娘に接触するようになりました。試合の際に応援に行き、飲み物を差し入れては少し雑談する、というのです。

初めのうちは、娘もだいぶ大きくなってきたし、人目もあるから特に問題はないだろう…と思っていました。ところが、最近娘の態度が妙なのです。おかしい、と思ってじっくりと話し合ってみた所、「お父さんに、離婚の原因はお母さんの浮気癖だったって言われた…」と打ち明けられました。

なんと元夫は、娘と1対1で話せる機会を使い、離婚について自分の正当化をしているのです。もちろん、本当の理由である暴力については再度語って聞かせたのですが、「お父さんも真剣に話してくるし、嘘とは思えない。どっちが本当なのか、わからなくなってきちゃった…」と、泣かれてしまいました。

受けた暴力を含め、今まで黙認してきた元夫ですが、ここまで根も葉もないことを言われるのは我慢がなりません。こういった場合、弁護士の先生に相談すれば、名誉棄損か何かで賠償を取ったりできるのでしょうか?ぜひ、専門家に相談したいと考えています。

事例はご相談いただける事件の例として挙げたもので、実際の相談例ではございません。
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